アプリ側に必要なユーザー ID・グループを「作成・維持・削除」まで自動化する仕組みです。手作業でミスの起きやすいアカウント管理を、SCIM やコネクタを介した体系的な自動化へ。MIM で実現していたプロビジョニング資産の移行先となります。
プロビジョニングとは「ユーザーがアクセスするアプリ側に、必要なユーザー ID やグループを自動で作成すること」。作成だけでなく、属性変更の反映(維持)と、退職・権限変更時の削除(デプロビジョニング)までを含みます。対象は SaaS(Dropbox / Salesforce / ServiceNow 等)からオンプレミスアプリまで。
アプリの種類に応じて、標準プロトコルや各種コネクタで連携します。
| プロトコル / 形式 | コネクタ |
|---|---|
| SCIM | SCIM(SaaS)/ SCIM(オンプレミス) |
| LDAP | LDAP コネクタ |
| SQL | SQL コネクタ |
| REST / SOAP | Web Services コネクタ |
| フラットファイル | PowerShell コネクタ |
| カスタム | カスタム ECMA / パートナーコネクタ |
SCIM(System for Cross-domain Identity Management)は、アプリ間で共通のユーザースキーマを定める標準仕様です。アプリごとに API やデータ形式がバラバラ、という課題を解消します。
いまやプロビジョニングのデファクトスタンダードであり、認証の SAML / OIDC と組み合わせることで、標準ベースのアクセス管理を実現します。
自動連携コネクタが用意されていない場合。管理者がポータルから手動でユーザーを追加、またはアカウント情報をスプレッドシートでアップロードします。
専用のプロビジョニングコネクタが用意されている場合。アプリ別のチュートリアルに沿って設定すれば、作成・更新・削除を全自動化できます。
Entra ID に事前構築済みのコネクタ。多くは SCIM 2.0 ベースの API を使用。
アプリが SCIM 2.0 を実装していれば、標準手順で連携。
LDAP / SQL / REST・SOAP / PowerShell / カスタム ECMA / パートナーゲートウェイ経由で連携。
サインイン時にアカウントをプロビジョニング。